ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00130_ピーク

人生のピークを迎える、ということについて。

 

学生時代、「今が自分のピークかもしれない」と思っていた時があった。

今は辛いことが何もない、悩みがない、みたいな状態だった。

それまでずっと「悩まないことがない」くらいの状態だったので、悩みがない状態に達したことが不思議だった。

それは「今の状態は長くは続かない」という不安にもなったし、「今が人生のピークで、このままどんどん嫌になっていくんだろうな」という無気力、ニヒリズムにもなった。

 

就職してからやっぱり辛く、「あの頃は良かったなぁ、やっぱりあの頃がピークだった」と思うことも増えた。統合も失調した。

 

それでまぁ、「これからどんどん不幸になるんだ、死んだほうがましだ」と思う時期をなんとかやりすごして今に至る。

 

不思議なもので、今はまた「今が自分のピークかもしれない」という状態に戻ってきている。

そりゃあちょこちょこ精神的に不安定になることもあるが、立ち直りも前より早くなったし。

成功した経験も、失敗した経験も未来に活かしていけると思っているし。

 

死ぬ時に「人生楽しかった。我ながらいい形で死ねるんじゃないか。来世もがんばろう」と思えるようにしたいなぁ。

00129_ポーク

豚肉、好きです。

生姜焼きとかおいしいですよね。

最近食べてなかったなぁ。

 

ポーク、ビーフ、チキンの中で、一番好きなのはビーフです。

本人はチキンのくせに。

この文脈、今日のタイトルをポークにした意味ねぇな。

 

ビーフはおいしいですが、値段を考えるとポークにする、ということも今までよくありました。

商品自体のおいしさだけが価値ではなく、「価値が低く、手に入れやすいこと」が価値という何となく矛盾するような考えも有るような気がします。

 

一見価値なく見えるものも、見方を変えると価値が生まれるかもしれませんね。

00128_ポーズ

ノルマ、カルマ、カルタ、カルト、カート、チート、チーズ、に引き続き、本日はポーズです。

だんだん長くなってきて振り返るの面倒になってきたな。

 

ポーズと言われると、いわゆる決めポーズ的な立ち方、座り方などが思い浮かびますが、個人的にはゲームの一時停止の方が馴染みがあります。

 

スマブラとかやってて、もうすぐ死ぬと分かってた時に一時停止押して兄弟で喧嘩になったこともありました。ポーズのあとどれだけ速くNO CONTINUEに持っていけるか競ってた部分もあった。

某友達は本当にポーズと同時に試合終了にしてしまい、たまにキレられていた。

 

一時停止して物事をしっかり考えたいなと思うことも多いです。

しかし現実身体がフリーズして頭で色々考えている最中も時間は進むし周りは見ているわけで。

そう考えると、やっぱりある程度リアルタイムに適切な振る舞いが出来るようになる必要はあるなぁと思うのでした。

00126_チート

さて、ノルマ、カルマ、カルタ、カルト、カートに引き続き、本日はチートです。

ゲームなんかで良く使われる言葉ですね。ズルみたいな意味なのかな、と個人的に思っております。

 

初代ポケモンでミュウを出現させる裏技とか、金銀でアイテムとかポケモン増やす裏技とか、チートですよね。よくマスターボール増やしたっけなぁ。

 

例によって、Wikipedia先生に聞いてみましょう。

 

狭義には、ゲームを優位に進めるため、制作者の意図しない動作をさせる不正行為を指す。特にオンラインゲームにおけるチートは他のプレイヤーや運営会社に損害を与える場合もあり、ゲームの規約に違反する場合には不正行為であるだけでなく、国の法律に違反する場合もあり、チートツールの販売者および使用者もアカウント停止だけでなく警察に摘発された例がある。

 

「制作者の意図しない動作」ってところがキモっぽいですね。

ゲームを作る上で、やっぱり作り手も遊ぶ人のことを考えるかと思うのですが、

どんなに想定しても全員の遊び方をシミュレーションすることはできないですよね。

 

作り手には出来るだけ多くの人の遊び方を想定することが必要だと思う一方、

遊び手も作り手が「どういう意図でこのゲームを作ったか」ということを考えることが必要かと思いました。自分の面白さとか楽しさは追求していきたいんですけど、それで運営とかに迷惑かけちゃったらwin-winにはならないですし。いずれゲーム自体が破綻しそうです。

それだったら、作り手の意図したとおりに楽しめるゲームを探すほうが良いような気がします。

世の中にはゲームって無限にありますしね。下手に上手くやろうとしないことですね。おぉ、いい具合に矛盾した言葉選びだ。

 

さて、Wikipedia先生を見ていたら

 

チートを行うプレイヤーのことをチーター(cheater)と呼ぶ。

 

という、何とも足の速そうなことが書いてありました。

チートはしたくないですが、足の速いフレンズにはなりたいなぁと思いました。

00125_カート

ノルマ、カルマ、カルタ、カルト、に引き続き、今回は「カート」です。

開始当初から続いてきたルさんが今回で一旦退出です。今までありがとう。

 

さて、カートというと個人的に思い出すのがマリオカートです。

スーファミのやつと64のやつをよくやった記憶があります。

どっちも自宅にはなかったけど、友達の家に行ってやらせてもらってた気がします。

 

赤い甲羅使って相手が見えてきたところで放つのが好きでした。

今考えれば一気に三発全部使っちゃってたけど、一発で仕留めるだけで良かったのにな。

それで三人にぶつけた方がレースは有利に進んでたんだろうけどな。

なかなか合理的になどできないものだなぁ。

 

幼いころに遊んだゲームというのは何歳になっても大切なものです。

自分がまだまだ精神的に幼稚なせいもあるかもしれませんが。

ある程度ゲームとかから離れて久しい現在。

自分が知らないゲームも色々やってみたいなぁと思うのでした。

00124_カルト

「ノルマ」「カルマ」「カルタ」に引き続き、「カルト」です。

「ルター」「カルーア」などの案も出ましたが、これでいこうかなぁと思います。

なんか燃えやすそうなテーマですな。火の用心。

 

なんかあの、「カルト」ってなかなか大変な役回りの言葉だなぁと思います。

 

「ノルマ」もなかなかいいイメージでは使われないでしょう。

「カルマ」もやっぱり難しいテーマであまり好かれなさそうな言葉です。

「カルタ」は楽しいとは思うけど最近ゲームとかネットにシェアを奪われて衰退しているもののような気がします。

 

でも「カルト」は今までの3つ以上にきびしー言葉かと思います。

Wikipedia先生に聞いてみると


1970年代後半 - 1980年代にかけて、アメリカを中心に議論が尽くされた結果、「宗教社会学的な教団類型というよりも、信者の奪回・脱会を支援する弁護士,ケースワーカー,元信者,信者の親族からなるアンチ・カルト集団によってターゲットとされた集団への総称的蔑称であり、特定集団に「レッテル貼り」として用いられる傾向があるという結論が得られている。

 



「集団への総称的蔑称」

「レッテル貼り」

 

言われてみるとそうかなぁと思うし、でもなかなか辛い運命をたどる言葉だなぁと思います。

「カ」も、「ル」も、「ト」もとってもいい言葉なのに。

 

「カ」はやっぱりかっこよくて情熱的なイメージがするし、

「ト」も力強い男の人を連想します。

この二人を容姿端麗な「ル」が結びつけてる三人組。

 

一つひとつはとてもいい言葉なのに、三人組になると負の感情を他集団にぶつけるための言葉になってしまうのかぁ、と思うとなんとなくかなしいです。

 

Wikipedia先生から再度引用すると

 

元来は、「儀礼・祭祀」の意味を表す、否定的・批判的なニュアンスを持たない宗教用語であった。

 

とのことでした。

元々は「カ」と「ル」と「ト」の三人組も否定的でない集団だったのですね。

 

いわゆる「カルト」と呼ばれる人たちも、最初は特に否定的でもない集団だったかもしれないのに、周囲からレッテルを貼られる運命を辿ったのか。そう思うとなんとなく人と言葉が同じような運命を辿っている気がします。

 

歴史とか人の営みを経て「カルト」はレッテル貼りに使われる言葉というレッテルを貼られてしまったのか……。なんというか、そういう運命を辿る言葉なのかなぁ。

 

 

 

なんだか言葉たちがかわいそうなので、ここはちょっと力持ちっぽい「タ」くんとおだやかでやさしい「パ」さんにご協力いただいて

 

「カタパルト」

 

になっていただきましょう。よく知らないけど、なんかカッコいい言葉みたいだし。

やったね、救われたね、よかったね、カルト。