月曜日朝から、体に力が入りにくいです。
週末は結構ゆっくりすごしたと思うんだけどなぁ。
仕事に行けないほどではないけど、もうちょっとスッキリ1日を始めたいな。
だるさから、色々振り返らなきゃ、と思ってこんなタイトルにしたんですが。
いや別にたいして振り返ることもないやろ、と思い始めました。
こういうときは、とりあえずやりすごすに限ります。
毎日やり過ごすだけになっている気がするけれど、気にしない。
月曜日朝から、体に力が入りにくいです。
週末は結構ゆっくりすごしたと思うんだけどなぁ。
仕事に行けないほどではないけど、もうちょっとスッキリ1日を始めたいな。
だるさから、色々振り返らなきゃ、と思ってこんなタイトルにしたんですが。
いや別にたいして振り返ることもないやろ、と思い始めました。
こういうときは、とりあえずやりすごすに限ります。
毎日やり過ごすだけになっている気がするけれど、気にしない。
筆者が夜、散歩をしていると、闇の中に一人の少年を見つけた。
少年は物陰に隠れるように座っていた。
夏も近づく今の季節に、異様なほど体を震えさせ、それでも目は鋭く一点を見つめていた。明らかに、異常なのだ。
「どうかしたの?」
筆者は声をかけざるを得なかった。少年は筆者の声に驚くと、こちらにその血走った目を向けた。
「何ですかいきなり、びっくりするじゃないですか」
叫びたい様子だったが、周りに気づかれたくないのか、ささやき声で少年は言った。
「こんなところで一人でいるなんて、どうしたんだろうと思って」
何気なく筆者は聞く。何の理由もないとは思えない。
「……そろそろ、近くの塾の授業が終わるんです」
少年の口から、こぼれるように言葉が出てきた。
「あいつがこの道を通るんです。僕をいじめるあいつが」
声が、少しずつ震えてくる。自分が何を言おうとしているのか、何をしようとしているのか。そのことに怯えている様子だった。
「……あいつが通ったら、後ろから刺し殺してやろうと思ったんです」
少年は、体をぶるぶると震わせながらそんなことを言った。
ひどいやつなんです。僕のことを笑って、馬鹿にして、怒鳴りつけて、蹴りを入れてきて。人のことをこんなに傷つけながら、あいつは仲間たちと好き放題楽しく青春を謳歌してるんです。辛いんですよ。僕なんてあいつのせいで笑われ者だ、嫌われ者だ。ほかの高校生がみんな体験しているような楽しい出来事が、僕には何一つ経験できないんだ。悔しすぎて、悔しすぎてーー
涙が出ます、と言った少年の顔は、すでにぐしゃぐしゃになっていた。
だからね、僕はあいつを殺さなきゃいけないんです。あいつはこれからも、僕みたいに周りの弱い人を生贄にして生きていくんです。何人もの人々があいつのせいで人生を棒に振ってしまうんです。ここで僕が殺しておくべき価値のある人間なんです、あいつは。だから、僕は今夜ここに来たんです。
そう言って、少年はナイフを取り出した。
筆者はどうしたら良いのか考えてしまった。
筆者は少年が優しい男の子であることを知っていた。また、優しさの裏返しとして喧嘩が苦手であり、よくいじめられる男の子であることも知っていた。
こんなに思い詰める前に、相談してくれればと、強く思った。
「止めないでくださいね、ヤマカワさん」
少年は強い口調で言い、ナイフを筆者の方に向けた。
「止めるなら、あなたのことも」
決意は揺るがないらしい。
「あっ、ヤマカワさん、こんばんは〜」
背後から底抜けに明るい声がした。
同時に、少年は飛び跳ねるかのように体を震わせ、また物陰に隠れた。
坊主頭でガタイの良い男の子が、自転車に乗って現れた。
「お、お疲れさん。塾の帰りかい?」
筆者が尋ねる。男の子は笑いながら言う。
「そーなんですよ! 今日は数学だったからもうホント疲れちゃって!」
まだまだ元気が余っているような大きい声で言う。少年も聞いているはずだ。
「んじゃ、もう眠いんで帰りますね〜」
そう言うと、坊主頭は颯爽と自転車を走らせて行った。
彼らしいといえば、彼らしい。
そしてまた、物陰からゆっくりでてきた少年も、とても彼らしかった。
「行っちゃったねぇ」
筆者が言うと、少年は肩を落とす。
「また殺せませんでした。これで三日目です」
きみ、そんなに殺る気ないだろ、と突っ込んだら、少年は少しムキになって
「いえ、そんなことはないんですよ、あいつは絶対に殺します」
と言った。
「まぁまぁ、そうムキになるなよ。どうせ卒業したら関わる機会も無くなるさ」
筆者は楽観的に答える。少年はふくれっ面になるが、
「しょうがない、今日はもう帰ります」
とだけ言うと、坊主頭くんが消えて行った方向とは逆側に歩き出した。
「なぁ、若者よ」
筆者は偉そうに少年に語りかけた。
「今はつらいこともあるだろう。しかしその辛さも徐々に落ち着いてくる。落ち着いて明るい未来を待つことだ。君の命も、彼の命も、羽ばたくのはまだまだ先だ。だいじにしたまえよ」
少年は一瞬足を止めたが、筆者が言い終わると振り返らずまた歩きだした。
頑張れ若者。辛くとも、日々は続いていく。
そんなことを思いながら、おれだってまだまだ若いぞと気持ちを引き締め、筆者は家路を急いだ。
もう何度も何度も、「これをやろう」と決意をしている。
それはほとんどすべて叶わず裏切ってきた。
どうしたら良いのだろう。
「自分には無理だから誓わないようにする」が正解なのか。
「少しずつ焦らず時間をかけて取り組もう」が正解なのか。
おそらく両方だ。
今までと同じやり方をしたら、今までと同じように失敗するだけだ。
本当にやりたいなら、やり方を変えるべきだし。
本当にやりたいわけじゃないのなら、もういっそのこと見切りをつけてもいい。
だいたい、意志の力なんて大きく見積もるべきじゃない。
逆境に勝ち続けるほどの意思なんて、持っていない。
それであれば、環境を変えること。
誰かに助けを求めること。
今までと違うやり方を考えてみること。
「小説を書こう」
「資格を取ろう」
「作曲しよう」
「エッセイを書こう」
今日もまた妄想が生まれては消えていく。
妄想を決意するだけでなぜかしあわせな気持ちになり、その感情はやがて上がった以上の幅で下落して「またできなかった」と自分を責めてくる。
そろそろ自分を見返してやりたい。「ちゃんとできるんだよ」と言ってあげたい。示してあげたい。このまま悲しむだけではいられない。
この決意だけは消させない。
失敗を繰り返しているなら、そろそろ悟るべきかと思ったり。
意志が弱いからうまくいかない、と思い込んでいるけれど。
意志はあるけれどうまくいかない、という可能性もある。
意志の強さなんて、なかなか測れるものでもないし。
同じやり方を繰り返したってできないものはできない。
偶然一度だけうまくいったやり方も、何度繰り返したって確率は低い。
問題は、「原因は何なのか正確に知ること」だと思う。
原因は多分ひとつじゃないから、いろんなことを試してみなければならないけど、
やってみなければ始まらない。わからない。
しっかり反省します。
いつも、このブログの文章は思いついたことをそのタイミングで書こうと思ってやっています。
最初に考えていた結論と全く逆になることもあります。
でもそれでも良いのかもと思っていて。
そりゃあもちろん、整えた文章を書こうと思えば書けるんですが、
なにせ疲れる。
流れの赴くままに書くほうが楽に書けます。
その分、支離滅裂になっちゃうんだけどね。
でも、ブログでそんなことばっかりやっているうちに、
自分の人生も気ままに流された支離滅裂なものになっている気がしてきました。
易きに流され、易きに流され。
私が今まで努力して成功したことなんてあったでしょうか、
なんて考え始める始末です。
もちろん努力はしたんだろうけど、全然違う気がしてしまう。
この歳になってもまだ、自分の生き方が定められないでいます。
一生フラフラ、っていうスタンスが定まってしまいつつあるなぁ。
もっとちゃんとしたいなぁ。
継続は力なり、って以前にもタイトルにしたことがあるような気がします。
続けて行けば力がつく、というのは実際そうだと思うし、自分が実現するのがとても苦手なものでもあります。
どうしても体調の波があるときに、継続を止めてしまう自分がいます。
「もういいか」なんて勝手に自分で決めてしまったり。
最初に決めたことをすぐ破ってしまう。
やるといったことをやらないことがクセになってしまっている。
これを直さなければいけない、ということも重々わかっていながら、
「すぐ破られる約束」の代表格になっている。
やるといったことを守る。できないなら、理由をしっかり考える。
やっていきましょう。
自分も人間。
他人も人間。
人間は不完全。間違いをすることもある。いつも完璧で対応できるわけではない。
だから、自分が間違えても許す。
だから、他人が間違えても許す。
自分と他人が分かり合えないとしても当たり前。
分かり合えないことを悲しむ必要はない。
言葉の上ではそうかもしれないけど、あんまり現実的に思えないのは、私が甘いからでしょうね。
自分の間違いが許せないことがある。
他人の間違いに苛立つことがある。
他人と分かり合えないことに悲しみ、苛立つ。
そんなことばかり続けていた気がします。
一方で「間違えたってしょうがないじゃないか」とか、自分に都合よく考えて、怠惰になってしまうこともあります。言い訳ばかり探しているんだ。
変えていきたいことばかりだ。