00267_自分で難しくしていないか
シンプルで簡単なことを、自分で勝手に難しくしてはいないだろうか。
やるべきことがあったとき。
心の中ではどこか「めんどくさいなぁ」という思いがある。
そんな時、「今は疲れているから」とか、
「今日は忙しいから」とか、
そんな理由をつけて先延ばしにしてしまうことが、私には多くあります。
そうして、いつになっても手つかずのままの課題が山積みになって。
「いい加減あきらめろよ」と、自分の中からもそんな考えが出てくるほどになります。
そのくせ「いや、まだあきらめたくない……」なんていう優柔不断もあるのです。
ごちゃごちゃと難しい理屈をつけて自分を正当化しようとしているのです。
夢を見る美味しさと、怠惰の美味しさのいいとこどりをしようとしている。
結局そんな生活、早々に破綻していかざるを得ないのです。
やると決めたら、やる。
やらないと決めたら、やらない。
そうやって自分を統制していくことで、ようやく少し前に進めるのです。
00266_今度こそ
今度こそ。
と信じること。
失敗してもいいので、信じてトライすること。
前向きに前向きに。
恐れずに恐れずに。
どうせまたうまく行かない。
そんなこと言うなよ。その通りだけど、そんなこと言ってやめるなよ。
次くらいでうまくいくほど小さな目標じゃないんだ。
うまくいかないこと重ねてなんとかちょっとずつ進んでいける、そういうものなんだよ。
考えの方が現実離れしてるだけ。現実は着実に進んでる。
だから信じること。
毎回「今度こそ」と信じること。
00264_安定
安定を求める気持ちについて。
Twitterでは、毎日同じことを何度もつぶやいています。
朝起きたら「おはようございます」
コーヒーを飲めば「今日もコーヒーがおいしい」
仕事が終われば「今日を乗り越えた私、えらい」
自分、毎日同じことの繰り返しを望んでいるのかなと思うのです。
いや、別に強く意識しているわけではないんですが。
新しいものに対しても鈍感だし。
今まで知ってる安定したやり方を好む方が強い気がします。
飽きることも無くはないんですけどね。
読書も、新しい本を読み進めるより、読みなれた本を何度も読む方が好きなのです。
音楽も、新しい音楽を探すより、すでに聴き込んでいる音楽を聴く方が好きだし。
要するに、新しいものよりも慣れたものの方が好きなんでしょう。
新しいものだと、期待したほど良くなかったりすることもあるし。
安定が欲しいんだろうな。
本当はもっと、新しい一歩を踏み出して行かなきゃいけないんだけどな。
00263_焦らない
焦らないこと。すぐに結果を求めないこと。
一度失敗したくらいであきらめないこと。
やってきた小さな小さなひとつひとつを、反省して、次の計画を立てる。
その繰り返しが前へと進む力になる。
運任せではなく、安定して続けたいなら、なおさら努力が必要。
何の緊張感もなく、うまく行き続けるなんてありえない。
うまくいっているように見えることも、実際はぐちゃぐちゃなものを繕っている場合も多い。
そこにある現実を、理想だと思ってはいけない。
理想が現実にあるなんて、思ってはいけない。
暴走しがちな思考を現実と調和させて行くことがいちばんの課題なんだ。
大好きな妄想癖も手放して行かなきゃ、現実が痩せていく。
痩せていくっていうのは不幸になるって意味で、体型的にはむしろ肥えていく。
思考より行動。妄想より行動。手を動かそう。
00262_地味で当たり前で苦しい
大抵の努力は、地味なもので、ありふれた当たり前のことをすることで、苦しいことだと感じております。
どうしてもその逆、派手で、目新しい手法で、簡単で楽しい物事でうまくいかないか、と考えてしまうことが多いです。多くの方もそんな感じではないのかなと思うのです。
例えば、この製品を飲めばメンタルが完治する、とかね。
でも、現実はなかなかそうじゃない。
うまい話には必ず裏がある。やるべきことはもう分かっている、一般論をしっかり実行することだ。
それができないから他の方法を探してるんでしょ、と言われそうです。
ですが、現実、希望になるような方法はなかなかありません。
地味に地道にやっていくしかない。それがいちばんの王道だと思うのです。
00261_歩いてこない
幸せは歩いてこない。という有名な歌があります。
だから歩いて行くんだね。と続くのは、皆さんご存知の通りです。
幼い頃からよく耳にしたメロディでした。私は今まで、この曲に限らず歌詞の意味を考えながら音楽を聴くということをあまりしてきませんでした。
それから月日が過ぎて、大人になって。
「幸せになりたい」と思う時間が増えました。それはきっと、幸せを実感出来る機会が少なくなったから、だと思います。
悩みの対処法を謳った本を読み、
幸せとは何かを綴った本を読み、
ふんふんとわかったようなつもりになっておりました。
しかし、本を読んで幸せになれたか、というとそうでもない。
なかなか自分というのは変わらないもので。
日々「変わりたいのに変われない」という状態を繰り返しています。
そんな中で思い出した表題の曲。
「幸せは歩いてこない」
手をこまねいて、口を開けて待っているだけでは幸せになれないということ。
「だから歩いて行くんだね」
だからこちらから動いて、目的へ向かおうとするんだということ。
今まで、幸せになるために、具体的に何か行動を起こしただろうか。
幸せが歩いてくるのを待ってばかりいたのではないか。
そんな風に、自分を振り返ります。
何もしていなかった、と悲観的になる必要はありません。
今からでも大丈夫だ、歩いて行こう。
一日一歩でいいんだし、ね。