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ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00027_継続は力なり

継続は力なり。
力が欲しければ継続しなければならない。
 
ここでいう継続は必要条件であって十分条件ではない。
つまり継続だけしていても目標達成はできないということ。
効果的な手法の地道な継続が目的達成のために必要だろう。
 
さて、「効果的な手法」と「地道な継続」は、時として矛盾する考え方だと思う。
効果的な手法とは新しいやり方を探して取り組むことであり、
地道な継続とは従来の作法を徹底して取り組むことだと思う。
「今のやり方だとうまくいかないから新しいやり方を探そう」と思うか。
「下手に新しいことやろうとするとかえって悪化する」と思うか。
 
情報が無限にある現代では、最適解を導き出すのはかえって難しくなっていると思う。
いつでも「もっと新しい効果的な手法はないか?」と思いつけば、「こうやるのがいいよ!」という情報が溢れかえってくる。
もっといえば、「現状の手法はこんなにデメリットが大きいんです!」と喧伝するサイトも出て来る。
自分が今取っている手法の正しさを信じて貫くことが難しく感じてしまう。
正しさを即座に判断できる感性が必要とされる。
「あいつあんなことしてるよ、バカじゃねぇの?」という声を、視線を、意に介さず、
遠い未来のために愚直になれるだろうか。
「こんなことしたって報われるかどうかわからない」という内側から湧き上がる声を抑えて、
「もう疲れた」「もっと楽したい」「諦めたっていいじゃないか」という誘惑を振り切って、
滑稽にすら見える作業を反復出来るだろうか。
自分はこんなことをして時間を金を体力を浪費して他の人達から遅れをどんどんとっているんじゃないか、
という焦りに打ち克つことが出来るだろうか。
100%完璧に上手く行ったところで、もっと多くの幸せを手にしている人がいて、
そんな人達の足元にも及ばない、なんて考えて虚無に包まれてしまわないだろうか。
 
あちこちに目移りしがちなこの眼、
適切に視野を絞らなければピントも合わない。
よく見て歩こう。