よいものを追求する心。
インスタントラーメンを食べて美味しかったとして。
自分としてはとても満足なわけで。
一方で、近所のラーメン屋さんに行ったらもっと美味しかったとして。
自分はもっと満足するんだろう。
それでもって、日本各地から人が集まる人気店のラーメンを食べて美味しかったとして。
果たしてそこで得られる自分の満足はどの程度なのだろう。
「もうインスタントラーメンなんて食べられないよね」とか言っちゃうような自分になってしまうんだろうか。
それは果たして成長なのだろうか、と。
良いものを知れば知るほど満足へのハードルは高くなる気がする。
それはつまり満足するためのストライクゾーンが狭くなるわけで。
ということは満足するためにかかるコスト(金銭、労力)が大きくなるわけで。
小さい子を見ていて思うし、自分もそうだったと思うのだけど、
幼いころは小さなことでもとても楽しむことが出来た。
年をとるごとに感性が死んでいくのを感じる。
病気の間は本当にひどかった。最近はまだ回復してきたほうだ。
些細な幸せを大切にしつつ、
良いものを追求することも忘れず。
またバランスが大事、って結論だ。
そろそろここから抜け出したいなぁ。