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ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00091_アルコール依存

さて、Twitterを見ていたら、宮森はやとさんのブログが流れてきたので拝見しました。

 

心療内科に行って決めた。宮森はやとは3ヶ月間断酒します! - 今日はどんな本音を語ろう

 

関連記事として、以下の様なものもありました。

 

空気を吸うようにお酒飲んでたぼくが「アル中」を卒業する決断をしました。 - 今日はどんな本音を語ろう

 

「下町のキンコン西野」こと宮森はやとはアル中を治すために心療内科に通うよ! - 今日はどんな本音を語ろう

 

 

お酒をよく飲んでいて、心療内科へ行かれて、3ヶ月間断酒する、と宣言したものです。

 

これらの記事を読んでいて、何点か疑問に思う点があったので、まとめてみたいと思います。



1.そもそもアルコール依存症の定義って、どんななんでしょう。

ICD-10というWHOが出してる定義に寄ると、以下のようになるらしいです。

 

ICD-10アルコール依存症の診断基準〉

過去1年間に以下の6項目のうち3項目以上を同時に1か月以上経験するか、くりかえした場合、アルコール依存症と診断されます。

  1. 激しい飲酒渇望

例:常にお酒を飲みたいという願望が強く、家にお酒を常備しておかないと落ちつかない。

  1. 飲酒コントロールの喪失

例:飲酒する前には「今日はお酒を控えよう」や「1坏だけにしておこう」と決めていても、飲み始めると抑制できなくなり大量に飲んでしまう。医師から止められていても禁酒を守ることができない。

  1. 離脱症状

例:禁酒した時やお酒を控えた時に、手の震えやイライラ感、動悸や不眠などが現れる。

  1. 耐性の証拠

例:これまでのお酒の量では酔っぱらわなくなり、飲酒のたびにどんどん量が増えてしまう。

  1. 飲酒中心の生活

例:日常生活の中でお酒を飲んでいる時間が長くなり、仕事や家庭が疎かになってしまう。

  1. 問題があるにもかかわらず飲酒

例:持病を抱えていたり、飲酒での暴力やうつ症状などのトラブルを抱えているにも関わらず、お酒を飲んでしまう。

診断は基本的に医師により行われます。

 

(参考:http://www.skincare-univ.com/article/010048/)

 

僕は宮森さんと直接お会いしたわけでもないし、そもそも医師ではないので診断は下せないのですが、1,2,5あたりビミョーな気がしております。

 

2.3ヶ月という期間について

 

宮森さんは以下のようにおっしゃっています。



というわけで、ぼくが勝手に決意したんですがこれから3ヶ月間断酒することにします。

 

期間が3ヶ月の理由は、「人間は3ヶ月間何かに打ち込み続けられれば、大きく変化できる」というぼくの思想があるからです。



ということで、3ヶ月断酒できたらまたお酒を飲みたそうな雰囲気を感じました。

ここで、先程のHPの文章をまた引用したいと思います。

 

また、アルコール依存症患者は、自分の症状を認めたがらないことが多くあります。断酒に成功しても、その後再び飲酒すると、またすぐに元の状態に戻ってしまうのも特徴です。

 

私も聞きかじった程度の知識しかありませんが、

アディクション系の疾患は「断つのみ」と聞いています。

何年断酒出来てる人でも一滴飲んだら止まらんと聞いています。

 

酒は違法でない分、依存への敷居が低い。

コミュニケーションを円滑にするという役割がある分、飲酒を肯定する言い訳になりやすい。

周りの友達が楽しく飲んでるのに、自分だけが飲まないなんてできないじゃん。それなんて拷問?

すぐに買えるし、高くもないし、気づいたら酒買うためにどうしたらいいかいつも考えちゃうし、大抵の人はそんな状況に陥ってることを自覚できないし、自覚できても危機感を認識できないでしょう。

 

3.アル中は卒業できるか

 

取り上げた記事のタイトルの中に「アル中を卒業」とありましたが、アル中は卒業できるものじゃないとおもうんですよね。

多分死ぬまでアル中です。断酒に成功していて症状が表面化していないアル中です。

これはたぶん私の統合失調症という疾患も同じで、一度なってしまうと完治はせず、いかに寛解状態をキープするかが重要になってくるんじゃないかと思います。



4.今後の展開

 

さて、「3ヶ月断酒」ということをブログで宣言なさったので、その先に辿る道は以下のどちらかと思います。

 

(1)3ヶ月間の断酒に成功

(2)途中で飲んでしまい失敗

 

ぜひ(1)であってほしいのですが、その場合3ヶ月経過後「やったねできたねおめでとう!」という祝福が注がれると思います。「これで飲めるね!」とお酒を差し入れてくれる人もいるかもしれません。

これがきっかけで再発とかしないといいですね。

 

で、(2)のパターンも一応可能性として考えてみると。

さらに下記に枝分かれすると思います。

 

a.失敗したことをブログで書く

b.失敗は隠して何事もなかったかのようにブロクを書く

 

いやぁ辛いなぁ。

aだとしたら「それみたことか!」と指さされ笑われるだろうし、

bだとしても後ろめたい気持ちはストレスになるし、そのせいでまた飲んじゃいそうです。

私だったら「一度破ったならどんだけ破っても同じだよ」とか考えてむしろ飲んじゃいそうです。

 

そりゃあもちろん望ましい未来は

 

(1)のとおり断酒に成功して、その後は適度なアルコールとの付き合いができる

 

ってことなんですけど、周りのアルコール依存の方々見てると、ちょっと難しそうかなって思います。

ナメてかかると飲まれますし。

 

すみません。好き勝手に色々書いてしまいましたが、

私もお酒には気をつけようと思います。人の振り見て我が振り直せ。