00130_ピーク
人生のピークを迎える、ということについて。
学生時代、「今が自分のピークかもしれない」と思っていた時があった。
今は辛いことが何もない、悩みがない、みたいな状態だった。
それまでずっと「悩まないことがない」くらいの状態だったので、悩みがない状態に達したことが不思議だった。
それは「今の状態は長くは続かない」という不安にもなったし、「今が人生のピークで、このままどんどん嫌になっていくんだろうな」という無気力、ニヒリズムにもなった。
就職してからやっぱり辛く、「あの頃は良かったなぁ、やっぱりあの頃がピークだった」と思うことも増えた。統合も失調した。
それでまぁ、「これからどんどん不幸になるんだ、死んだほうがましだ」と思う時期をなんとかやりすごして今に至る。
不思議なもので、今はまた「今が自分のピークかもしれない」という状態に戻ってきている。
そりゃあちょこちょこ精神的に不安定になることもあるが、立ち直りも前より早くなったし。
成功した経験も、失敗した経験も未来に活かしていけると思っているし。
死ぬ時に「人生楽しかった。我ながらいい形で死ねるんじゃないか。来世もがんばろう」と思えるようにしたいなぁ。