ごぶさたしております。自分のブログでさえごぶさたになっております。
ようやく元気を取り戻しつつあります。
さて、もう2週間以上経ってしまいましたが、メンヘラ.jp様に投稿した記事の紹介をさせていただきます。
福祉の仕事のつらさと課題 ~ある精神保健福祉士の場合~ – メンヘラ.jp
どんな仕事でも辛さはあると思います。
今回の記事で書いたのは、とても概論的な辛さです。
種類としてはこれこれこういう辛さがあって、という形で、あまり具体的なことは書いていません。
もちろん福祉の仕事はとてもデリケートなので、個別的具体的な話ってそうそうできるものではないのですが。
パット見で分かりやすい辛さと、一言では伝えきれない辛さがあります。
給料が低いのとかは分かりやすいと思います。平均年収との比較で一目瞭然だ。
しかし、「ストレスフル」ということについてはどう説明したら良いでしょうか。
同じ仕事をしていても「人とのコミュニケーションが楽しい」と思う人もいれば、「人とのコミュニケーションは苦痛だ」と感じる人もいます。
現実には「Aさんと話すのは楽しいけど、Bさんと話すのは苦痛だ」という風になることも多いですし、「Aさんと仕事の話をするのは楽しいけど、プライベートの話をするのは苦痛だ」ということだってあります。
更に細かくしていけば「Aさんとはこの業務についてはモメるけど、他の業務については結構考えが似てるんだよな」なんていうこともあります。
仕事が辛いことを「仕事が辛い」で終わらせず、深掘りして考えていくと、実はどこがどのように辛いのか分かってくるかもしれませんね。
前職のときもそうでしたが、どうしても辛い状況になると物事を冷静に考えることができなくなります。本当は業務の一部分について些細な指摘をされただけなのに、「自分は生きる価値さえない人間なんだ」と考えてしまうなど、ふさわしくない規模に思考が拡大してしまいます。
細かく現実を認識して問題を把握することって、実は結構難しくて。0か100か、白か黒かみたいな両極端な感覚、思考の方が楽だと思います。
目の前の色は白か黒か。
グレーであるならばどのようなグレーなのか。白に近いのか黒に近いのか。
どの程度現実を細かく認識できるか、というのは自分の状態をモニタリングするいい指標になるかなと思いました。