ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00307_鈍感

天気が良くありませんね。

気圧も低いようです。

 

よく、「気圧が低いと頭が痛い……」という方のお話を耳にしますが、私自身はそれほど気圧の影響を受けずに生活できています。

 

気圧の影響について考える時、「気圧については鈍感でよかった」という風に感じます。

もしかしたら、自覚がないだけで何かしらの影響は受けているのかもしれませんが。

自覚がなくてよかったな、苦しまなくてよかったな、と思うのです。

 

でも、ふと思い返したとき、

「いいことなのに、どうして『鈍感』とかネガティブな意味づけをするんだろう」と思いました。

普通に「気圧に強くてよかった」とか、そういう、ネガティブな表現を使わない思考だって十分にありえるだろうに。

どうしてわざわざネガティブな言葉を使うんだろう。それも、特に「人間関係について鈍感」と何度も脳内で繰り返している文脈の中で出てくる言葉を使うんだろう。

 

自分を肯定しているようで、実は自分を否定している。

そんな自分がいるような気がします。

 

そんなに、言葉の切れ端に神経質にならなくてもいいんだろうけどね。なんだかね。