ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00316_債務

316だから債務です。借金。債務。ローン。返済……

うぅむ、頭が……

 

さて、借金というとどうしてもネガティブな文脈で語られることの多いことだと思います。返せなくなって自己破産、だとか、恐い人たちが取り立てに来て、だとか、そういうイメージが強いです。少なくとも私は。

 

そんな私なので、できるだけ借金はしないようにしてきました。

クレジットカードでの買い物はしますが、キャッシングもしないし、友だちから借りて、なんていうのも極力ないようにしてます。

ましてやローンを組む、ということはしません。

 

なんで借金を嫌うのかというと、たぶん自分に信用がないからだと思います。

明日の自分がしっかり働けているのか、確信が持てない。

来年の今頃ちゃんと収入があるのかなんて、全然分からない。

そんな気持ちで、ただでさえ未知数な「明日」にそんなに大きな負担を持たせたくない、というのが強いのです。

 

そんな私ですが、ある時職場の人とローンについての話になりました。

反射的にネガティブな印象を思った私でしたが、その人に言わせると「借金はした方がいい」ということでした。

 

曰く、

 

・借金ができるということは、信用があるということ(=貸してくれる人がいるということ)

・借金があると目標ができて、日々頑張ろうという気持ちになる

・お金がたまるのを待つより、合理的なこともある。

 

という感じでした。

確かに、大額の借金のような強制力の強いものがあれば、「毎日仕事がんばらなきゃ」「健康に気をつけなきゃ」という意識も強くなるような気がします。

背負っているものの重みが違うんでしょうね。

 

今まで軽薄に、それこそ「何かあったら自分が死ぬだけだ、大事じゃない」と考えて生きてきた私ですが、そろそろ責任を持って、背負うべきものを背負って生きていきたいと思うようになってきました。世のため人のために生きていきたい。