00341_心を返してほしい
ヒステリックである。
悲劇の安酒とも言われる。
こういう癖、治すべきなんだろうかと思う。
治せないから今までネガティブなまま来ている。
妙にカッコつけた言い回しに振り回されるだけだ。
今日もまたそんな振り回されの一つについて話を。
「心を返してほしい」というフレーズが頭をよぎった。
その心は、というと紛らわしくなるけれど。
本来自分の中にあったはずの興味・関心だとか、意欲・希望だとか、感性だとか。
そういうのが今、無くなってしまっていて。
被害妄想的なことを言えば、「他人に痛めつけられたせいで心がなくなった」とさえ思ってしまう。
文字通り「腑抜け」だ。
嘆いていても始まらない。
前向きな言葉じゃなくて、本当に絶望の結果として。
前を向くしかない。仕方ない。
色んな人の助けを借りても、自分の人生を変えていくのは自分しかいない。
人の助けを借りに行く第一歩は、自分から踏み出さなければならない。
「返してほしい」ではなくて、「取り戻してやる」という気持ちでいたいものだ。