00261_歩いてこない
幸せは歩いてこない。という有名な歌があります。
だから歩いて行くんだね。と続くのは、皆さんご存知の通りです。
幼い頃からよく耳にしたメロディでした。私は今まで、この曲に限らず歌詞の意味を考えながら音楽を聴くということをあまりしてきませんでした。
それから月日が過ぎて、大人になって。
「幸せになりたい」と思う時間が増えました。それはきっと、幸せを実感出来る機会が少なくなったから、だと思います。
悩みの対処法を謳った本を読み、
幸せとは何かを綴った本を読み、
ふんふんとわかったようなつもりになっておりました。
しかし、本を読んで幸せになれたか、というとそうでもない。
なかなか自分というのは変わらないもので。
日々「変わりたいのに変われない」という状態を繰り返しています。
そんな中で思い出した表題の曲。
「幸せは歩いてこない」
手をこまねいて、口を開けて待っているだけでは幸せになれないということ。
「だから歩いて行くんだね」
だからこちらから動いて、目的へ向かおうとするんだということ。
今まで、幸せになるために、具体的に何か行動を起こしただろうか。
幸せが歩いてくるのを待ってばかりいたのではないか。
そんな風に、自分を振り返ります。
何もしていなかった、と悲観的になる必要はありません。
今からでも大丈夫だ、歩いて行こう。
一日一歩でいいんだし、ね。