ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00291_無駄のない文章

無駄のない文章とは、言いたいことがはっきり伝わる文章だと思います。

はっきりと、かつ過不足なく。

 

最近、自分の文章は無駄が多いと感じるようになりました。

その理由は主に「脱線」してしまうこと。

 

主張としては

「Aだと思う→Bという考え方もあるかもしれない→しかしBにはこんな問題がある→ゆえにやっぱりA」

という形式に当てはめればサクッとわかりやすい文章になります。

 

でもこれが

「Aだと思う→いや、でもBという考え方もあるよね→Bのほうがいい気がしてきたぞ→まぁどっちもどっちだよね」

みたいに、考えてることが文章を書いている最中に変わってきてしまう。そんなことがあります。

 

考えてることが変われば、文章の内容だって変わります。

でも、せめて文章を書いている間くらいは考えが一貫してないと「結局あなたは何が言いたいの?」ってことになってしまいます。

 

自分なりにこの要因を考えてみると、どうも「言いたいことがなく、ただ『書かなければならない』という意識から文章を書いているから、考えがぶれるのだ」ということに落ち着きました。

 

そうなんです。「できるだけブログの更新頻度を上げよう」と考えているから、「とりあえず何か書かなきゃ」的な発想になり、意味の見えにくい文章をだらだら書いてしまう。そんな気がしました。「ある内容を伝える」ことよりも「まず書く」ということが目的になっているからそうなるのかな、と。

 

ごく短文ではあるにせよ、定期的に文章を書く習慣は身についてきました。

今度はその文章の質を上げていきたいと思うのです。

そのためには、無駄のない文章を書いていく訓練をしなければな、と思うのでありました。