ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00443_アイデンティティ

アイデンティティと言う言葉が、昔あまり好きではありませんでした。

というか、意味が分からなかったという感じ。

自己同一性、ってなんだよ、みたいな。

 

今以て十分に理解しているという自信もないのですが、多少は理解が進んだかなとも思っている。

「私は〇〇です」

と言うとき、私は〇〇に対してアイデンティティを感じている、みたいなことかなと。

自分が自分のことを何者だと思っているか、みたいなものが出てくると思う。

 

私は学生です。と言えば「学生」ということにアイデンティティを感じているんでしょう。

私は東大生です。と言えば、何となく母校への気持ちが強そう。そういう自己意識がありそう。

 

改まって人に聞くようなことでもないんですが。

自分のアイデンティティ、ってなんですかね。みなさんいかがですか。

 

私は社会人です。いやぁ漠然としすぎやろ。

私は統合失調症患者です。なんかレッテルチックでしっくりこんな。

最近割と症状落ち着いてる気がするし。

私は精神保健福祉士です。うーん、言うほどしっかり実務に精通してるわけでもないし、キャリアも足りない私が名乗るのもなぁ……一応有資格者だけど……うん。

私はバンドでギターを弾きます。あんまりうまくはないけれど。

 

なんか、いろんなことに手を出しているんだけど、それが全部中途半端なのが嫌なんだよねぇ。

極められる人なんてそうそういないんだろうとも思うんだけど、周りには結構極めてる人がいるのでうらやましく思ってしまう。

 

プロフェッショナルへの憧れ、というのはやっぱりあるんだよな。

しっかり人に説明できる、十分な経験と技術。

 

私は〇〇です、と名乗った時に、〇〇ならこのくらいできるよね? と問われて、それに余裕で返せるくらいの経験値とかスキルが欲しいな、みたいなことを思う。

しっかり賭けるものを持たねばと思う。