ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00529_分かったふり

何のために生きてるんだろう、なんていう問いが頭を過ります。

きっとどんな答えをもらっても腑に落ちないんだろうな、と。分かったふりはするかもしれないけど。

 

分かったふり、というのはやってしまいがちで、分かっていないけど意識的に分かったふりをするときと、本当に分かっていると自分では思っているので強くうなずいたりするときとがあります。

 

自分では、その時は、分かったつもりでいても、一瞬のうちに忘れてしまう。

そんなことは本当に良くある。一瞬つながった思考がすぐに切れてしまう。そういうこともある。

 

そういうとき、普通の音声の会話だと後から追いかけられないからしんどいなと思う。

メモに残していても、うまく思い出せなかったりするさ。

 

忘れたくない、忘れてはいけないと強く思うことでも流れていってしまう。

不可抗力。疲れているときはよりそうなりやすい。

次第に覚えていようという意志すら失われる。辛いよね。

 

何度繰り返しても何度繰り返しても、同じミスを繰り返してしまう。

何が良くないんだろう。ちゃんとミスの原因を把握しているのか。ちゃんと原因に対応した対策を取っているのか。どちらも、言葉で言うよりもかなり難しい。

「自分にはもうこれは無理なんだ」と諦める方が先に来る。

それも仕方ないのかもしれない。

 

自分に苦手とかできないことがある一方で、それでも人生を生きてゆかねばならぬ。

克服したり、避けて通ったり、それなりに社会に適応していかなければならない。