ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00558_能力についての例え方

あれは多分何かのソシャゲだったと思うんだけど、キャラクターの能力を上げていくやり方が印象的だった。

レベルが上がるごとに能力が漸増するんじゃなくて、地図とかすごろくみたいになっているマップの上を歩いていくと能力が上がるやつ。どの方向に歩いていくかで能力の身につき方、身につく順番が変わる。


これがとっても人生に似てるよなぁ、という話。

年齢が上がるだけで上がるスキルってあんまりなくて、意図的にこの道を歩く、ってした方がスキルが上がるように思うんだ。偶然拾うようなスキルがあるところも似ているかも知れない。ある年齢なら全員が履修している、なんてものは実はほとんどない気がする。


だから、人によって身につくのが後になる能力だってあると思うし。

遠回りをした人はその分別のスキルが身についているんじゃないかと思うし。

習得までに身につけたものによって厚みが出たりとかさ、応用の幅が広がったりとかさ、そういうのありそうじゃないですか。


併せて、スキルの積み方って大事なんじゃないかと思うことも多い。

単独で活きるスキルって多分ほとんどなくて、いかに組み合わせるかによってアウトプットが変わってくると思うんだ。

あるスキルはすごく高いけれどそれを活かすには周辺にあるいくつかのスキルが必要で、それがインストールされてないとか。そういう状況はありそうだと思う。

どんなふうにスキルのすごろくを歩いていくのか、ちゃんと考えていかねばなぁ。全部のマスを回るのは難しそうだから、どうしたら自分が一番幸せになれるか考えてみたい。