00577_複雑な感情
感情は複雑なものだなぁと思う。
矛盾して見える感情が両立することも多い。
自分の中で整理するために「ここは好き」「ここは嫌い」と言うように分けたりもしていく。
そんな風に細かく分類して理解の精度を高めることが正しいと思っていた時期がある。
今もまぁ、その方法論に一定の意味は見出している。
一方で、自分の中で細かく整理したとしても、それをアウトプットするのはなかなか難しい。
一辺倒な表現になりがち。
どうしても人は分かりやすいものを好むと思うし、
自分もわかりやすい答えを求めてしまうこともある。
また、人に対してわかりやすく伝えることを重視しすぎて、
大切なことを見落としていたり伝え損ねたりしているようにも思う。
世界は案外シンプルで、という歌が好きだったけれど、
考えてみるとやっぱり途方もないほど複雑だよなぁ。
どの程度の解像度で世界を見るのがいいんだろうか。
そんな正解ももちろん、ない。
生きづらさと穏やかな心の間で揺れ動きながら生きている。
生きづらさにスポットライトを当てすぎていることもあるし、
穏やかに感じられても生きづらさは消えたわけではない。
それが人生というものかなぁ。
なんかもうそろそろこういう言葉遊び的にぐるぐる回るものじゃなくて、
ちゃんと思索を深められるようになりたいものだ。
考え方に芯を持つというか。
ブレない人になりたいというか。
いや、そんな漠然とじゃなくて目指すものくらいバチっと言葉にしろよ。
いやぁもっともです、すいません。
なんて、誰に謝ってるんだ自分は。
相変わらず取り留めもないけど、今日も穏やかに生きていきましょうね。