ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00586_理論と実践

これでも一応対人援助職なので、関わり方の本だったり生き方の本だったりを読むことは割とあります。

読んでいるときは楽しいんですよね。

「なるほど、そうすればいいのか」と。

悩んでいることに対して、答えが出たような感覚に陥る。

 

しかし、これを実践するという段になると、これがまた苦しい。

本当にこれでいいのか不安にもなる。

相手の抵抗を感じながら声を掛けていくことは辛い。

声を掛けても変わらない、ということが延々繰り返されて、

「自分のやり方が悪いせいだ」と、自分を責め始めてしまう。

様々な言い訳を付けて、実践せずに逃げてしまう。

逃げてしまってから「どうしてやらなかったのか」と自分を責めてしまう。

苦しいものです。

 

「どう生きたって人生は苦しい」みたいなことを思う。一切皆苦

だからと言って手放しにしてもいけない。まさにそういう所が苦しいな。