ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00334_手を止めない

文章を書くのは即興演奏みたいな部分がある、と思う。

リズム感の良い文章になるように、少し意識したりもするし。

「何を書いたらいいかわからない」という風になることもあるけれど、それでもできるだけ手を止めない。ピアノの演奏をするように、両手を動かしていく。

 

頭に浮かんだよしなしごとをそこはかとなく書き作ればいいんだと思う。

あんまりカッコいいことを言おうとしなくてもいいんだと思う。

洗濯機を回しながら、洗濯物を干しながら考えたことをそのまま吐き出すような。

そんな感じで。

 

どうしても「文章を書くこと」を神格化しすぎるというか、難しいものにしてしまいがちな気がする。

良い文章が書けなきゃいけないんだ、みたいな。

文章を書くことは凄いことなんだ、みたいな。

別に、これでお金をもらっているわけでもないんだし、決して難しいレトリックや語彙を用いているわけでもない。

大したことではない。だからもっと気軽に書いてもいいんだと思う。

好きなように。その場限りの曲をピアノで奏でるみたいに。

 

もしかしたら「こんな駄文を書くのは嫌だ、自分は文章がうまいんだ」と思いたい部分があるのかもしれない。

少しでも文章が受け容れられた経験があって、「自分は文章が書ける」と思っている部分、というのはある。

でもやっぱり、そんなに特別なものじゃない。平凡じゃん。文章力で魅せられるほどのテクニックはないよな。勉強したい気持ちはあるけどね。現状まだまだ文章力があるとは思えない。

 

コーヒーを一口飲む。朝のこの時間は貴重だ。ギリギリまで寝て急いで朝食を食べて、という朝の過ごし方が私には難しい。いや、できなくはないけど、朝はゆっくり少しずつエンジンをかけていきたいのが本音というところ。何となくルーティンになってきた朝のブログ更新も、一日のリズムを作るうえでは大事な気がしている。

 

10分ちょっと、できるだけ手を止めずにキーボードをたたいてみました。

何でもいいから取り敢えず書く、という訓練にはなるかもしれないね。

考える内容がすぐに内向的なものになるの、何とかしたいね。

そういう言及がとても内向的だね。ほどほどにしたいね。