ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

2017-01-01から1年間の記事一覧

00185_必要な危機

センセーショナルな危機が足りないかもしれない、という妄想。 いろいろなことをしっかりこなせる、行動力のある人というのは、危機意識があるような気がします。 命の危険にあった経験とか、これを失敗すると大損するとか。 自分が今まで、あまりにもストレ…

00184_第五話『山川町のひとたち』

向こうから髪の長い女の人が歩いてきて、ちょっと気まずくなってしまった。 向こうも筆者に気づいて、ちょっとバツの悪そうな顔をした。 「ごぶさたですね」 話しかけてみた。話したくないと思っていたり、それでも話したいと思っていたり、そのくらい頭の中…

00183_とにもかくにも

何も言わないと何も分かってもらえないと思います。何もしないと何も変わらないと思います。今日は前向きな話です。 人に頼るのはやっぱり不確実なんですよね。自分から動いた方が確実。 自分がやりたいことなのに、人任せにして、人のせいにして。 「そんな…

00182_第四話『山川町のひとたち』

遅い時間にサラリーマンが帰ってきた。 隣の少し栄えた地方都市から山川町に帰ってきたその男の人は、他の多くの勤め人たちと同じように肩を落としてとぼとぼと歩いていた。 「お疲れさまです。何か大変なことでもあったのですか?」 筆者は何気なく声をかけ…

00181_ほしいもの

ほしいものがあります。 しかし、お金がありません。 ほしいものがたくさんあります。 しかし、お金がありません。 あきらめるしかない、というシンプルな話。 ないわけじゃないよね、という声もします。 なんのための貯金なの? という声もします。 ほしい…

00180_できそうなこと

自分にできないことをするより、自分にできそうなことをした方が良いという話。 どうしてもとてつもなく大きな夢を描いてしまいがちです。 あれもやってこれもやって、みたいな。 そのどれもすぐにできることではないのに。 たとえば、長編小説を書きたくな…

00179_思い通りにならない

自分が計画的にしないせいで、周りの人に迷惑をかけてしまうことがよくあります。行き当たりばったりで好きなことばかりしてしまう。嫌なことは理由をつけて先延ばしにしてしまう。 自分でも、どうしてこんなに辛くて、どうしてこんなにできないのか、どうし…

00178_「死んではいけません」側の人間になるということ

どうしても、センセーショナルなことばかり言いたくなってしまう。 実際の自分はそんなことないのに。 色々なことを考え出して、まともな文章に出来ない気がしてきました。 めんへらは生きづらい。 でも、きっと「ふつう」にはなれない。 ふつうのふりをして…

00177_辛くても

最近辛いことが多いです。 主に仕事。 たまにプライベート。 どちらも「長すぎる視野」で考えて不安になる気がします。 また失敗してしまった。本当に自分はこの仕事をしていて良いんだろうか。 毎日ぐだぐだと過ごしていて、このままじゃダメな人間になっち…

00176_ねがぃてぶ

ネガティブと打とうとして、ねがぃてぶと打ってしまいました。 ミスタイプをそのままタイトルとして採用していくスタイル。 また、「打とうとして」と打とうとしたときに「ウトウトして」と出たこともネタにします。 上の「打とうとしたときに」も同様。 最…

00175_わりふり

ごぶさたしてます。なんとかやっています。最近ツイッターの方もネガティブなことばかり増えてるような気がします。 なにかを頑張るということは、ほかの何かを頑張らないということのように思います。自分にできることも、できる時間もかぎられているなかで…

00174_大丈夫

統合失調症になって、意外と「大丈夫」だと思いました。 もともと予備知識もあまりなく発症したので、無駄な偏見が無かったのも良かったかもしれません。 当時はひどかったけど、数週間で一旦正気を取り戻せたし。 何だかんだで元気を取り戻せたし。 失った…

00173_変わらないもの

変わらないものを見ると安心しますね。 変わらないものを見ると、自分のものの見方が変わっていることを感じます。 同じ音楽を聴いても、その時によって感じることが変わります。 ある時はゆっくりに感じたり。 ある時は遅く感じたり。 ある時はドラマティッ…

00172_月曜日に元気

月曜日に元気、という話。 多くの人は「月曜日が憂鬱」「日曜の夕方から辛い」と話すような印象ですが、個人的には月曜朝が一番元気です。 前の仕事のときも、むしろ土日のが辛かった気がします。 土日、ゆっくり休んで気晴らしすればいいのに 「あれもやら…

00171_ビトウ

ノルマ、カルマ、カルタ、カルト、カート、チート、チーズ、ポーズ、ポーク、ピーク、ピンク、ピンチ、パンチ、パンダ、ホンダ、ホンネ、アンネ、アカネ、オカネ、オカン、オトン、バトン、バトル、ケトル、サトル、サトウ に引き続き、本日はビトウです。26…

00170_新しいことを

新しいことを始めるということは大変です。 ともすると、すぐに新しいことを始めようとしてしまいがちです。 しかも一遍に。 朝起きる時間はこうして、運動はこういう風にして、仕事のやり方は……などなど。 だいたいできなくて「またやらかした」になってし…

00169_9月

9月でございます。 8月も終わってしまいました。今年も残すところあと4ヶ月ですね。 年をとるにしたがって、時の流れるスピードが加速していくことを実感します。 無駄にできないな、と思いますね。 割りとこう、自分の中で体調を崩しやすい時期とかあるんで…

00168_第三話『山川町のひとたち』

筆者が散歩をしていると、泣いている男の子を見かけた。 声をかけたほうが良いのだろうか、と思案する。 気付かないふりをして通り過ぎるのは簡単だ。 気づいてほしいのだろうか。 放っておいてほしいのだろうか。 お父さんやお母さんはどうしているのだろう…

00167_サトウ

ノルマ、カルマ、カルタ、カルト、カート、チート、チーズ、ポーズ、ポーク、ピーク、ピンク、ピンチ、パンチ、パンダ、ホンダ、ホンネ、アンネ、アカネ、オカネ、オカン、オトン、バトン、バトル、ケトル、サトル に引き続き、本日はサトウです。25記事目で…

00166_あきらめきれない

昨日には「あきらめる」記事を書き、今日には「あきらめきれない」記事を書く。 それが私というものです。 どうしてこう、あきらめるとあきらめきれなくなるような事が起こるのでしょうね。 もうやめだ、と寝ることにすると。 しっかり寝るので体調が良くな…

00165_あきらめる

あきらめる、というとネガティブに聞こえますが、どちらかというとポジティブな記事です。 「ねぇみんな聴いて! ぼくね、あきらめることができたんだよ!!」 って感じの。 やりたいことも勉強したいことも途方も無いくらいたくさんあります。 それをあきら…

00164_認められるために

陽性症状を呈していることは、幸せだと思っていました。 全能感がある。 音楽に感動する。 小説が面白い。 見るもの全てが美しい。 内面の充実は、陰性症状時代と比較にならないのはもちろん、 メンヘラになる前と比べても大きな感覚を伴っていました。 他の…

00163_サトル

ノルマ、カルマ、カルタ、カルト、カート、チート、チーズ、ポーズ、ポーク、ピーク、ピンク、ピンチ、パンチ、パンダ、ホンダ、ホンネ、アンネ、アカネ、オカネ、オカン、オトン、バトン、バトル、ケトル に引き続き、本日はサトルです。24記事目です。 動…

00162_第二話『山川町のひとたち』

山川町にも夏が来ている。 田舎らしい夏だ。蝉の鳴き声が聞こえる。 この時期になると、毎年山川町でも祭りが行われる。 屋台が出て、お神輿が出て、花火が上がる。 町のみなさんがとても大好きなお祭りだ。 筆者がお祭りの会場を冷やかしに行ったら、浴衣姿…

00161_いちばんだいじなこと

「ねぇねぇ、いま凄いこと気づいちゃったんだけど」 「は? 何?」 「世界で一番大きな違いについて」 「相変わらずよく分からねぇことについて考えるなぁ」 「なんでそういう言い方すんのよ。ひどくない?」 「はいはいごめん。で、世界で一番大きな違いと…

00160_とりあえず

答えも出ないし。 正解もないし。 どうしたらいいか分からないという思い。 でもまぁ、「とりあえず」やってみよう、と思いました。 答えも正解も、やりながら探します。 私はたぶん普通以上に支離滅裂な思考をしているので、 こんな風に考えているのも一瞬…

00159_ケトル

ノルマ、カルマ、カルタ、カルト、カート、チート、チーズ、ポーズ、ポーク、ピーク、ピンク、ピンチ、パンチ、パンダ、ホンダ、ホンネ、アンネ、アカネ、オカネ、オカン、オトン、バトン、バトル に引き続き、本日はケトルです。23記事目です。 そろそろこ…

00158_第一話『山川町のひとたち』

山川町は田舎だ。自分の中にいる人たちと会話するだけなら、「山川市」でも良かったはずだ。それでもあえて「山川町」を選んだのは、きっと自分の中を振り返る時に見えてくる景色が田舎だからだろう。 山川町には、山と川がある。夏にはみどり色、秋にはあか…

00157_理想

前回の記事が「現実」だったので、今回は「理想」です。 相変わらずちょう安直。 思いっきり理想を述べる回にしたいです。 酒飲んでるのでいつも以上に支離滅裂になりそうだなぁ。 元々自分は強い意志の持たない人間でした。 所謂「事なかれ主義」的な。 し…

00156_現実

現実。 私はそんなに好かれてなんていなかった。 私は「私が好かれている」と現実以上に思い込んでいた。 現実は「私がそれほど嫌われている」という意味ではないのに。 私は「私がたいそう嫌われている」と感覚してしまう。 また「そんなに嫌われているわけ…