ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00082_古い日記

昨日、ふと思い出して昔書いた日記を読み返した。

つらい時期ではあったのだが、それなりにがんばっていたようだ。
当時は「まだまだ努力が足りない」と焦っていた。
できない自分というのは本当につらかった。
指示とか指摘とかをメモにとってPCに打ち込み直してまとめて。
どうにかして現状を打開しなければ、と思っていた。

結果、自分は負ける。
病気を患い、職場に迷惑をかけ、退職に至る。

結局迷惑をかけるだけかけて逃げた。
しかし、逃げたお陰で今の毎日がある。

今だって嫌なことが無いわけではないが。
おおむね幸せだ。

あの時辛い思いをしてもがいた経験が、
きっと今に活きている。そう信じたい。
傷を負って生きているが、以前より強くなることはできるんじゃないかと思う。

00081_お勉強

最近ふと、「勉強したいな」と思うことが増えてきた。

 

高校受験とか大学受験とか、大学生時代とかも、
ぼちぼち勉強はしてたつもりだったのだけど。

 

年を取ってみると、色々なことに面白さを感じるようになるのかもしれない。
世界史とか日本史とかすごく勉強したい。
数学、物理、化学、生物も。
ここまで来たら国英現社政経倫理もだよな。
久しぶりにセンター試験とか受けてみたい。

 

まぁ、そんなこと言うけれど。
実際に勉強しだすとすぐつまんなくなったりとか、
そんな中思い通りに点数が取れなくて辛かったりとかするんだろうな。

 

点数を取るためとか、周りに認められるための勉強でなく、
自分自身の興味に基づいた勉強をしたいなと思うのでした。

00080_人に成る

今日は成人の日ということで、成人式に絡んだ話をひとつ。

北九州の成人式がヤバイ 「ど派手衣装」レンタル店が語った「本音」 - withnews(ウィズニュース)



ニュースなどでも派手な格好をした若者がいるということで話題になっていますね。
それらは往々にして「迷惑をかける」存在として報道されているし、
自分自身「あぁ、成人したのに迷惑な人たちだなぁ」という思いで見ていました。

でも、この記事を読んで考え方は変わって。
言われてみりゃ派手なカッコするにはお金がいるわけで。
その金を自分で稼いだのであればそれは凄いことだし。
時間をかけて打ち合わせて用意したのであれば計画性だって凄いし。

何となく、偏屈な目で見ている自分を恥じる思いがしました。
自分の成人式の頃、というのはあまり記憶が無いのですが。
弱々しい私はちょっと派手な人たちとか、怖い人たちとかを見ると身構えてしまいます。
鬱屈とした学生時代を送ってきたせいかもしれませんね。

一方で、成人式を機会に羽目をはずしすぎてしまう人もいるとは思うし。
そういう人たちはやっぱしっかりして欲しいと思うんだよなぁ。

翻って自分。今の若者たちが「こんな大人になりたい」と思えるような大人になれているだろうか。
「ヤマカワさんが言うならしょうがねぇ」と思ってもらえるくらいの大人になれているだろうか。
社会に染まっていない彼らだからこそ、相対する大人の実力(肩書とか年齢とか経済力とかでなく)を見抜いてくるんじゃないかなとも思う。
そういう相手と対峙して、対等に渡り合えるようにならねばな。

最後に。
二十歳を過ぎたのはもうだいぶ昔だけど、最近ようやく「人に成れてきたかもしれない」という実感が沸きつつある。
大人になる、ともまた違う。
人に成る。成人。
今はまだきっと未完成人。
きっと死ぬまで完成人目指して歩いていくんだろうなぁと思う。

00079_休日のぐだぐだ

相変わらずやりたいことが多い。

今日はほぼ一日引きこもっていたのだが、
それでもやりたいことの半分も行かんかった。

やりはじめるまでに時間がかかり、
他のことに気を取られるとそちらばかり始め、
気づくと時間ばかりが過ぎてゆく。
やっとやる気になると残り時間は少なくて。

なかなか自分をコントロールするというのは難しいものだなぁ。

00078_身体が資本

身体が資本、ということをよく言われる。

 

一度体調を崩していると、いやほんとマジその通り、と頷く。
健康って本当に貴重。
人によっては当たり前みたいに思うかもしれないけれど、「平凡な毎日」に憧れる人々がどれだけ多いか、ということよ。
朝起きるのが憂鬱でない、ということがどれだけ幸せかを噛み締めたいところだ。

 

最近、年を取ってきたせいか体の色々なところにガタが出始めてきた。
今までだったら多少無理できたことが、結構体にダイレクトに響いてくる。
今まで手入れしなかった部分が確実に老いてきたりね。

 

少しずつ気付いたところから、自分のケアを始めていきたいと思う。
今年は自分を整える年にしたいな。

00077_考えたい

発言には意味をもたせたいという話。

思いつくままに好き放題好きなことを言う、という人もいる。
そうはなりたくないな、という話。

その方が自然体で生きられるのかもしれない。
でもさ。

よく知りもしないことを「これだからまたあの連中は」と貶めたり。
自分が気に入らないから怒ったり。
根拠のないことを振りかざしたり。
人の話を聞く耳を持たなかったり。

そういう人にはなりたくないな、と思う。

正確さとか影響とか考えすぎて何も言えないのも良くないとは思うけど。
言葉を発することには責任があると考えるタイプなので、
何事も言う前によく考えたいと思う。

00076_共同作業

昔から「協力する」ということが苦手だった。

共同作業をしなければならないとき。
まずは相手に意見を求める。
相手がしたいようにする。
自分の意見は基本的にない。
あっても口に出してぶつかりあうのは面倒だから、
適当に調子を合わせてやり過ごす。

一方で、自分ひとりで作業をするときには、納得出来ないところを極限まで潰したいと考えている。
誰かと協働で作業すると、相手に合わせなければならないので、正直嫌な気持ちが強かった。
たとえその結果アウトプットが上質だったとしても、自分の納得がいかない。
そんな風に思っていた。

ひどく独善的な考え方だなぁと反省している。
結局自分の思い通りに行かないと不満なのか。
思い通りにする実力もないくせに意識ばかり偉そうなのか。
身の程を知れ、という話だな。

それでも最近、人と協力して作業をすすめることに抵抗感はなくなってきた。
良いものを作るために、いろいろな人に関わるために、
必要であれば助けを求めよう。力添えを願おう。
一人ではできないことも二人なら、というのは確かにそうなので。
なので、もし私が助けを求めたら、そのときには無理のない範囲でお力添えいただけるとありがたいです。