ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00488_幸せの不足と夢

今が不幸だと夢が見られない。

今が不幸だから夢にすがるしかない。

 

今が幸せだから夢をみなくても済んでる。

今が幸せだからもっと夢を見たくなる。

 

なんか言葉遊びだけ考えても無意味なように思えてきました。

色々考え巡らせたところで、現実はどんなふうにだって理論を立ててしまう。

実体のない理論を真実っぽく思い込んでしまって振り回される。

そういうこともある。

 

今が幸せだとどう思うでしょうか。

 

いずれ幸せを失うのではないか、と不安になる。

もっと幸せになりたい、と活力が出る。

今幸せだしこれでいいや、と怠惰になる。

 

全部の感情がごちゃまぜになって時によって顔を出す思いが違う。

そんなもんかな。感情って揺れ動く多面体だなぁという結論。

ありきたりな結論。

 

これ、不幸だった時に

 

もっと不幸になるのではないか、と不安になったり。

これ以上不幸になることはないよな、と妙な安堵があったり。

頑張るのはめんどくさいや、と怠惰になったり。

 

それもあるかなぁ。

 

似たようだけど、幸福と不幸じゃだいぶ違うよな。

不幸になっても死にはしない、ということは思うけど。

だからって不幸にはなりたくないっすよ、やっぱり。

 

そうすると、「まさにそういう保守的な姿勢が不幸を呼ぶのだ」なんて声が聞こえてくる気がする。

抽象的なことしか考えてなきゃ、人生がギャンブルにしか見えなくなるよ。

具体的な局面見ていけば「こうすべき」は見えるはずなんだ。

「こうすべき」を積み上げて幸せになれるかは知らんけど。やっぱギャンブルじゃん。

うるせぇな安定を求めすぎるなよ。そこまでどうこうできるほどの存在じゃないのだよ小市民。

今幸せならそれでいいっしょ。

 

今幸せならそれでいいっしょ。

 

そうだね。

これって、「幸せになることを恐れている」ってやつなのかな。

空を掴むような空虚な文章を綴るのが好きなんだよなぁ。

 

結論としては今は幸せだし、もっと幸せになりたいと思っています。