ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00286_早く寝る

疲れた時、体力を回復する最良の方法は、早く寝ることだと思うのです。

何をいまさら、という話ですが。

早寝するの、意外と難しくないですか。スマホ見ちゃいません? なんか起きちゃいません? ぐだぐだしちゃいません?

意志を持って「今日は早寝する!」と決めても、なかなか実行できないこともあります。

 

でもやっぱり、早く寝るのが一番体力回復します。

酒飲んだりすると眠りの質が悪くて疲れとれにくい、そんな感じしますもん。

 

生活を安定させるためには、生活リズムを安定させる必要があって、そのためにはやっぱり早寝早起きが大事だなと思うのです。生活が整って安定して、余裕が出て、初めて次の一歩が踏み出せる。そうして余裕を積み重ねていくと、いろんな力がついてきたり経験が積めたりするんだろうなと思います。

 

何事も大げさに考えすぎる私ですが。

早寝早起き、しっかりやっていきましょう。

00285_読書

読書、好きですか。

私は好きです。

ただ、ここにはちょっと条件が付いて、

「自分が好きな本を読むのは好き」

となります。

 

嫌いな本を読むのは苦痛なんじゃ。

これは音楽でも同じこと。

好きな本、好きな音楽なら延々と触れていられるけど、

苦手な本、苦手な音楽はなかなか触れ続けてはいられない。

 

多分、多くの人にあると思うんですよね、こういうの。

で、こんな時「私は読書好きなんだから、無理してでも読まないと」

ってなる人も、少なくないんじゃないかと。

 

そんな風に思わなくてもいいんじゃない? と思うのです。

好きなもので時間を埋め尽くした方が、幸せじゃないか。仕事じゃないんだし。

仕事なら多少広げていかなきゃいけないかもしれないけどね。

 

好きじゃない音楽は、途中で聞くのをやめても構わない。

好きじゃない本は、途中で読むのをやめても構わない。

 

でも、新しい本や音楽に触れることは続けていった方がいいと思うんだよな。

新しい刺激がないと、人間変わっていかないし。

00284_『しょぼい起業で生きていく』を読んで、しょぼいサラリーマンを続けようと思った

 先日、Twitterでフォローしているえらいてんちょうさん(@eraitencho)の初の著作、『しょぼい起業で生きていく』が出版されました。

 

 

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 かねてよりTwitterやブログ、Youtube等を拝見し、考え方やお人柄に惹かれる部分を感じておりました。そんなえらてんさんが本を出される、ということで「じゃあ買って読んでみよう!」と安直に思い立ち、瞬発力に身を任せ買って読んだところです。

 

 本書では「しょぼい起業」という働き方が提示され、その方法論について述べられています。

 

 「起業」というとどうしても「難しい」「リスクが大きい」というイメージがありますよね。私もサラリーマン勤務が厳しい状態の時「起業とかできたら自由に働けそうなのに……でも自分にはできなさそう」なんて考えていました。

 

 本書では、そうしたイメージとは違う形の起業の在り方が提示されています。

 

「固定費も含めて、あらゆる出費を限界まで抑える」

「うまくノンストレスでやってもらえる世界を構築してあげる」

「マイナス情報は公開の場に出さない」

 

 などなど。

 リスクを抑え、小規模の事業を立ち上げるための手法がたくさん書かれています。

 えらてんさんご自身の体験や、実際に「しょぼい起業」の実例として「しょぼい喫茶店」を開店したえもいてんちょうさん(@emoiten)おりんさん(@owajourney)のエピソードも掲載されていました。

 

 一読して思ったのは「とても自然な、等身大な働き方」が描かれているなと感じました。

 

 えらてんさんといえば今や10万近いのチャンネル登録数を誇るYoutuerでもありますし、えらてんさんを中心とした人々のつながりには「なんか凄そう」というイメージを持っておりました。

 

 ですが、本書を紐解いてみると、えらてんさんご自身が「朝起きられない」「満員電車が苦手」だったり、えもてんさんやおりんさんも「寡黙」だったり「雄弁に語るタイプではない」というところだったり、失礼ですが「どこにでもいる普通の若い人」を連想しました。

 

 実際は凄い経歴だったり美男美女だったり、全然普通じゃないんですけどね。親近感と言えばいいんでしょうか、どことなく身近な感覚を抱きました。

 

 思うに、「しょぼい起業」に必要なことは、大きくて派手なスキルや夢や計画ではなく、身近な生活の延長線上にある、ともすれば些細で地味なものなのだと思います

 それでもできる、そういう生き方もできる、ということを学ぶことのできる本だと思いました。

 

 

 そんな感じでとても刺激を受けた一冊でしたが、

 

「しょぼい起業、私にはちょっと向かない」

 

 ということも思いました。

 

 

 誰にでも得意・不得意があると思うのです。

 この本を読んで、「朝起きることができる」「満員電車に耐えうる」ということが、(今まであまり気づかなかったけれど)自分の能力なんだな、ということを感じました。

 一方で「人に頼る」「空間を作って、人を呼ぶ」といったことは、今の私が致命的なくらい苦手としていることでもあります。起業をするということは、自分の考えで動いて、自分から人に頼る部分が(サラリーマンと比較しても)とても大きくなる、ということでもあると思うのです。

 

 そうした人情味のある人間関係を一から構築する、というのは、私にとってとても難しいことなのです。

 

 であれば、今のところできそうな「朝同じ時間に起きる」「満員電車に耐える」「上司の指示に従う」をこなしている方が、生活としては安定しそう。そんな風に思うのであります。

 おなじしょぼいなら、しょぼいサラリーマンでもいいじゃないか。それも一つの生き方かな、なんてね。

 

 もちろんこれは、本書の内容を批判するものではありません。自分に対する気づきをくれた、という意味でもとても肯定的な感想です。

 

 そんなわけで、私はまだしばらくはしょぼいサラリーマンをしていようと思っています。ですが、人生いろいろ、一寸先は闇。何が起こるかはまったく分かりません。

 そんな「何か」あった時には「しょぼい起業」を目指してみるのもいいかもしれない、そんな風に思わせてくれました。「こういう生き方もある、できる」と考えることは、自分の選択肢を広げてくれるし、気持ちを楽にしてくれます。

 

 大事なのは、無理なく生きること。そのためにどう生きるかを考えるためには、本書はとても役に立つものだと思います。おススメの一冊です。

00283_悪い余裕

怠惰につながる余裕。

生産につながらない余裕。

 

そんな余裕もあるのかと思います。

 

時間がなければ「やばい急がなきゃ!」と思って行動できるけど、

時間があると「また後でいいか」だったり「もっとよくできるはず」であったり、スピードが落ちてしまいがちです。

 

いつでも締め切り前みたいな緊張感を持ちたい。まぁ難しいし、疲れちゃうだろうけどね。

 

そんなことを思いながらも、この記事を書きながらも、手を止めてぼんやりしてしまうこともある。なかなかフルスロットルで動き続けるのは難しい。

 

体調を安定させて、無理なく日常の中でできることがどのくらいなのか、それは見定めておいた方がいいですね。

だいたい、日常って結構忙しいし。仕事して、食事して、風呂入って、夜しっかり寝て……なんてしてると、なかなか時間が残りません。一時間切り出せればかなり良い日。

 

自分にできる範囲を早めに見定めて、時間の消費効率について見直していきたいところです。

00282_組織

朝起きてTwitter見たら、東浩紀さんのゲンロン関連ツイートが目に入ってきました。

会社って難しいよね、って思った話です。

経営者はつらいが、労働者もつらい。

相手には、自分が楽をしているように見られてしまう。

「どうして分かってくれないんだ」という不満も出てくる。

 

組織で動いていくためには、お互いを思いやらなければいけないなと思う。

自分と同じ能力を求めるんではなく、自分の劣るところを相手にカバーしてもらう、自分の得意なところで組織に貢献していく。そんな噛み合わせが必要かと思います。

 

頭のいいひとが必ずしも成功するわけではない。

人当たりのいいひとが必ずしもうまくやれるわけではない。

組織がうまく回る、というのは本当に貴重なことなのだなと思うのです。

00281_寝坊

昨晩久しぶりにぐっすり寝た。そしたら寝坊した。

なのにブログに文章書いてる。このくらい寝坊しても何とかなると分かって良かった。

 

朝からバタバタするのが嫌で、ちょっと早めに起きるようにしているけれど、たまには限界まで寝てから、バッと起きてガっと色んな事やるのも良いのかもしれない。身体が目が覚める感じがする。

 

要らないものを削れば、意外と時間はできてくる。

本当に必要なものだけを残すようにしていくのも、いいかもしれないね。

00280_好きを知る

普段はまったくもって引きこもりがちな私ですが、ここ数日は色々な人とお会いしたり食事したりして、アクティブに生きております。

いや、世間的に見たら普通くらいなのかもしれんけどな、私にとってはめちゃくちゃエネルギッシュに動いてる感じなんですよ。土日両方に予定が入るだけでもやべぇ。

 

まぁそんな感じで色々と動きまして。今日の予定は仕事だけです。

ちょっと落ち着いて過ごせるといいなぁと思ってます。

 

やっぱり、独りの時間がないと駄目なんですよね。

人と一緒にいるのが嫌いというわけではないんだ。

だけど、それが続いたり、長時間になったりすると疲れてしまう。

目安2~3時間。関係性によっては長くもいられるけど、休憩なく半日超えるとなかなかしんどい。

せっかく楽しいはずの時間、料理、会話などが、「疲れた」という感想に変わってしまうのは凄くもったいない。

 

好きなものも多すぎては活かしきれない。

今苦手意識があっても、条件が変われば好きになることもある。

「自分が好きなもの」についての条件は、具体的に知っていた方がいいな、と思いました。