ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00030_メンヘラ.jp様に寄稿しました「統合失調症急性期だった私の体験談」

このブログでも何度も紹介している「メンヘラ.jp」様にて、

読者投稿をさせていただきました。

 

menhera.jp

 

内容としては、私が体験した統合失調症の妄想と異常行動についてまとめたものです。

この場では、上記の記事の補足を少し。

 

発狂した体験の異常さについては、何となく感じていただけたのではないかと思います。

妄想、怖いな……と思われた方も多いでしょう。

ただ、自分としては辛いばっかりだったわけでもなくて。

本当に今までしたことのない謎のテンションに包まれていました。

妄想に犯されて電車に乗っている最中に

「いま起きてること絶対小説にしよう、めっちゃ面白いから」

とか思った記憶があります。

寛解に近づいている今でも、

あの体験をもう一度してみたい、と思うことがあります。

もちろん人に迷惑をかけるので、実際になるわけにはいきませんが。

誰にも迷惑をかけず、正常な状態に戻ることができると確約されていれば、

もう一度あの高揚感を感じてみたい、と思うこともあります。

現実にはどちらも不可能なので、やっぱりなるわけにはいかないのですが。

 

面白いですよ。

上司はスマホの予測変換を通じてメッセージを送ってくるし。

母親が泣きながら「あなたのやり方で生きていきなさい」と別れの言葉をテレパシーで送ってきたり。

100メートル以上離れたところで女の子たちが僕を指差して

「見て、あの人が噂の天才詐欺師よ……」とか言ってるのが聞こえてくるんです(幻聴)。

 

どんなSFも敵わない、めちゃくちゃリアルな冒険ができます。

ですが、こんな体験しようなどと考えてはいけません。

リスクが大変に大きすぎます。

クスリをやれば似たような体験ができるかもしれませんが、それこそ取り返しがつきません。

人の話を聞いて楽しむくらいがちょうどいいです。

 

ちなみに、この記事が掲載されたおかげで、当ブログのアクセス数が40倍くらいになっております。

初めていらっしゃった方には、ぜひ私が作った音楽とかも聞いていただきたいです。

 

www.youtube.com

 

非常にテキトーに運営されているブログ、制作されている楽曲ではありますが、

もしお気に召すようでしたらいつでもお越しくださいませ。

それではこの辺で。