ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00509_他人の気持ち

他人の気持ちはわからない。

周囲を配慮した行動を、と訴えられても、そうできない事情もあったりするし。

訴える側にだって、見た目以上に深い事情があったりするのだろうし。

 

あんまり具体的なことが書けないな。

こういう時世だから考えることは色々あるんだけど。

まぁ元々あまりハッキリ書くタイプではないしな。

人とコミュニケーションを取るときもそうだったりするし。

 

それなりに自己表出してるのに、「自分は控えめなタイプだ」と思い込んでる、みたいなことになってないかもちょっと懸念だな。

 

いやあんた、相当自己主張してるでしょ、なにいってんの。

みたいな事例、なくもないしね。

そういう人ほど被害的になってたりするしさ。

 

そんな風に思うからこそ、自分がそういう人になっていないかについて懐疑的になる。

客観的に「あなたは控えめなタイプですよ」と言われたとして、どうなんだろう。そんなこと求めてもどうしようもなくないか。

 

自己主張するのに、人から支えてもらわなきゃならない、と言うのはなんとも頼りない。

そんなに批判されるのが嫌かな。……いや、嫌だね。

何か言われるくらいなら、こちらからは何も言わない。

そんな風に生きてきている気がする。

対話をあきらめて先に土俵から降りてるのは、自分の方だと思う。

相手を見て、土俵に乗ることすらためらっているのは自分だと思う。

 

負けない試合をすることをためらっていたらさ。

できる試合がほとんどなくて。

結局主張する経験とか技術とか。

すり合わせる方法論とかさ。

そういうところが全然身につかないまま来ているように思う。

 

自分についての「無能力」という思い込み。

最近読んだ本の言葉を使えば、「スキーマ」なんだろうか。

「未履修」スキーマ、みたいな。そういうのは強いかもしれない。

他のみんなは経験して来ているのに、自分だけ置いていかれている。そういう事についての恐怖。

何とかして、肯定的なほうに持っていきたいなぁ。