ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00616_やりかけ

プライベートで付けていた日記について、二月に入ってから更新していないことを思い出した。

色んな事がやりかけだと思う。なかなか「今日からまた書こう」という気持ちになれないのももどかしい。

作曲は「一曲完成」という区切りがあって分かりやすいように見えるけれど、「ここが至らなかったから次はこうしよう」などと考えだすと、結局歩みを進める途中と言うことになり、大きく見ればやりかけのことの一つになる。

 

やりかけのままの日記。

やりかけのままの仕事。

やりかけのままの趣味。

やりかけのままの人間関係。

 

決着するもの、というものの方が少ないのではないか、と思えてくる。

勢いよく始めても、最後は自然消滅的に消えていく。そういうものかもしれない。

何かを成すことも、何かを終えることも、なかなか難しいことだと思う。

 

やりかけの気持ち悪さをどうにかするにはどうしたらいいのか。

そもそもやり始めないのが一番か。それもどうかなぁ。

最後まで仕上げることができれば一番いい。

ちゃんと終わりを決めないと終わり切らないから、気を付けないといけない。

 

まぁでも、あんまり「やりかけだ」ということを気持ち悪く感じないようにすべきなのかもしれない。どうやったって「やりかけ感」は残りそうな気がする。

あんまり気にしないで、やりかけのことを垂れ流しながら生きていく、というのでもいいのかもしれないと思う。死ぬまで完成しないというのは、人生のようだと思う。