ヤマカワラボラトリ

ことばとおんがくがすきなめんへらさん、ヤマカワの研究所。

00563_4年

ヤマカワラボラトリを始めて、4年が経ちました。

今までお読みいただいた皆様、本当にありがとうございます。

 

あっという間に過ぎてしまったような、それでも一日一日は内容の詰まっていた、そんな4年間だったように思います。

公私ともに本当に色々ありました。

 

最近はちょっと更新がおろそかですが、おおむね元気に生きています。

時々メンをヘラってしまい、生きづらくなってしまうこともありますが、おおむね機嫌よく過ごすことができております。

これも支えて頂いている皆様のおかげです。

 

5年目に入って何かやりたいことがあるかというとそうでもなくて。

大きな目標に向かう、というよりは日々穏やかに機嫌よく過ごしていきたいなと思っております。

それで問題を先延ばしにして大きくなりすぎる、ということには気を付けなければいけないけれども。

 

4年間、560とかいう数の記事を書いてきて、ほとんど内容は覚えてないんですけど、いくつかそこそこ心に残っている記事もあって。そういう風にして今後もインターネットポエムを流していくんだろうと思います。

00562_一貫

いつも飲んでいたちょっといいドリップコーヒーに、少し飽きてしまったようだ。

前までは「いい香りだな」と、袋を開ける時にも少しわくわくしたものだが、最近では無感動になっているし、「あの感動がなくなってしまったのか」と少し寂しくもなってしまう。

なので今朝はインスタントのやつにした。これだって別に悪いわけじゃない。

 

慣れて飽きる、ということは色々なことに起きる。

年始に立てた目標を忘れてしまうのとも似ているかもしれない。

壁に張った夢がただのオブジェと化してしまうようなものでもあると思う。

 

同じ感情をキープするということはなかなか成しえない。

それが大きなものであればあるほど難しい。

ある程度思い続けていれば慣性の法則的に思い続けられるものでもあるとは思うけど。

それでもまぁ考え感覚は変わるもの、と言う方がしっくりくる。

 

自分自身もまたどんどん変わっていく存在だし。

周りの人々もまた変わっていく存在だし。

変わらないことそれ自体を以て良いことと言えるわけでもない。

適切に変わっていくことの方がむしろ正しかろう。

 

しかし、一貫性や安定感を求められるのも事実。

自分が人に求めてしまいがちなのも事実。

ずっと変わらないもの、何だろうなぁ。

 

最近自分はアクティブになれていると思う。

成長したね、なんて言われることも増えた。

 

そういえば、大学に入った後高校時代の友人と遊んだ時、

「なんかよくなったね」

と言われることもあった。嬉しい思い出の一つだ。

 

まぁ、人に「なんか最近悪くなったね」という人もそうそういないとも思う。

自分自身、悪かった時期だって十分にあったが。

それを見て「お前最近駄目だな」とか言われることはなかった。

 

割と波のある人生を歩んできているので、どの場面で出会ったかによって私の印象は結構違うのではないかと思う。

あぁ、でも真面目さとか固さとか現実検討甘いところとか、その辺はずっと変わらないものかもな。

 

ネスカフェゴールドブレンドのインスタントコーヒーは、高校生のころからずっと味が変わらない。

すごいなぁ。

自分がミルクや砂糖を入れてたとか、大学生くらいからブラックで飲むようにしたとかそういう違いはあるけどね。

 

コーヒーのようにはいかないかもしれないが、変わりゆく世の中において、安心感を与えられるような一貫性を持ちたいものだと思うのです。

00561_人の力を借りる

 自分一人で何でもしなければならない意識が強かったのですが、人の力を借りることを少しずつ身に着けてきたように思います。

 できる人に頼めればその方が早い。自分より軽い負荷で、自分より素早く正確に仕上げてくいただける。であればお願いした方が効率的。そういう話。

経済学でもあったよね。得意に応じて分担した方が成果が上がる話。分業の話かな。調べたらリカードの比較優位と出てきた。懐かしい。

 

 自分はある程度なんでも自分でできるようにバランスよく色んな事に取り組みたいと思っていた。でもきっと、そろそろ専門分化せねばならんのだという気もしている。

 

 自分でやればコミュニケーションの労力をかけずに済む、というのが大きかったんだと思う。コミュニケーションの労力、と言うのは特に前職で苦労した部分でもある。ほんの少し、簡単な質問ができずに悶々と何時間も過ごす苦痛は、もう味わいたくないものだ。

だからある程度は「自分でやった方が楽、速い」という思いでずっときている。

しかしそれではいかん、というフェーズに来ていると思っている。

 

 人とつながったり、人に動いてもらったり、そういうことで、一人では成しえない所まで進んでいく。そういうの、気がつけば今までだってずっとそうだった。自分ももちろん頑張るんだけど、人の力を借りることは悪いことじゃない。そのためのエネルギーとか労力を自分が支払えるか、プレッシャーに耐えうるか。そういう部分がいるんだと思うし、それは「覚悟」という奴なのか、と思う。

00560_妄想に頼らなくても

妄想に頼らなくても幸せである、という状態を目指していきたいと思う。


いずれ大物になるとか、そういう途方もない妄想で現在の痛みを鎮めてなんとかやり過ごす。

そういうことをずっとやってきたと思う。


実現可能性の低い、夢とも呼べないような妄想が、なぜか実現する前提で「今は下積み」なんて考えたりする。

今が苦しいからそう思うのかな、と考えている。

苦しければ苦しいほど、途方もない妄想で救われる物語を信じてしまいがち。


最近は、それほど非現実なことを考えずに済んでいると思う。

ブログ更新が減ってきたのも、そのせいかもしれない。


文章を書いて注目を得て、というようなモチベーションがそんなになくなってきた。

生活を改善してきているからかな、とも思う。


とはいえまだまだ。

気をつけていかなきゃとは思う。

00559_現実はわかりにくい

現実はわかりにくいなぁと思う。

物語のように一面が切り取られていれば判断もしやすいと思う。

クライマックス前に盛り上がる音楽が鳴ったりとかさ。

そういうのがあればちょっとは自分の振る舞いも変わったりするんじゃないか、なんて思ったりする。


何気ない日々の中に生活を一変させるような出来事の種が埋まっているとか。

そういうものなんだろうな思う。


自分が認識していることが果たして本当なのか、それもよくわからない。思い込みも激しい性格だ。

些細なことにビビりすぎたかと思えば、大きなことをやらかしてもその重みが感じられなかったりする。

はぁ難しいなぁ。厳しい。つらい。それでもやっていかねばなぁ。

00558_能力についての例え方

あれは多分何かのソシャゲだったと思うんだけど、キャラクターの能力を上げていくやり方が印象的だった。

レベルが上がるごとに能力が漸増するんじゃなくて、地図とかすごろくみたいになっているマップの上を歩いていくと能力が上がるやつ。どの方向に歩いていくかで能力の身につき方、身につく順番が変わる。


これがとっても人生に似てるよなぁ、という話。

年齢が上がるだけで上がるスキルってあんまりなくて、意図的にこの道を歩く、ってした方がスキルが上がるように思うんだ。偶然拾うようなスキルがあるところも似ているかも知れない。ある年齢なら全員が履修している、なんてものは実はほとんどない気がする。


だから、人によって身につくのが後になる能力だってあると思うし。

遠回りをした人はその分別のスキルが身についているんじゃないかと思うし。

習得までに身につけたものによって厚みが出たりとかさ、応用の幅が広がったりとかさ、そういうのありそうじゃないですか。


併せて、スキルの積み方って大事なんじゃないかと思うことも多い。

単独で活きるスキルって多分ほとんどなくて、いかに組み合わせるかによってアウトプットが変わってくると思うんだ。

あるスキルはすごく高いけれどそれを活かすには周辺にあるいくつかのスキルが必要で、それがインストールされてないとか。そういう状況はありそうだと思う。

どんなふうにスキルのすごろくを歩いていくのか、ちゃんと考えていかねばなぁ。全部のマスを回るのは難しそうだから、どうしたら自分が一番幸せになれるか考えてみたい。

00557_朝

最近はほとんど24時間エアコンをかけている。

夜寝る時から朝起きる時にかけても。

最初は「喉痛めたりしないかな」と不安だったけれど、枕元に水筒を置くようにしたらそんなに問題なかった。

 

何にしても暑い。

最近はカーテンもずっと閉めることにしている。

日光が差し込まないだけで体感温度はだいぶ違う。

なので、洗濯物を干そうとカーテンを開いたら前日の洗濯物を取り込み忘れていたことに気づく、なんてこともよくある。

少なくとも二日連続ではやっている。三日目がないように心掛けたい。

 

しかし、である。カーテンを開いて窓から入ってくる空気。そのすがすがしさ。

朝6時30分頃。気温もまだそんなに高くはない。

すがすがしい。心地よい。素直に良いなと思った。

 

こういうノーコストで楽しめること、すごくいいなぁと思う。

せっかくなのでエアコンさんに少し休憩を取っていただき、窓を開けることにした。

 

食後にコーヒーを淹れる。

いつものドリップコーヒーを淹れるのがちょっと面倒だったので、スティックタイプのインスタントで済ませる。

ルーチンになってる贅沢な時間を削るのはちょっと抵抗もあったけれど、こんな風に「気分に応じて選べる」ということは大切なことだし、好きなほうでいいんだと思う。

インスタントでも十分おいしいしね。

 

そしてブログを書く。

最近あまり書けていなかったので今日くらいは、と。

書きながら今日やりたいことを考える。

撮りためたドラマを見て作曲の続きをしてゲームもしたいな。

色々な事がまだ寝ぼけている頭を通り過ぎていく。

 

今日もいい日になるといいなぁ。